現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件5 > 434.html ★阿修羅♪ |
|
種元駿ちゃんが遺体で見つかって、7日でまる5日となります。
何の罪もない、可愛い盛りの4歳の子どもを、なぜ殺さなければならないのでしょうか。しかも、残忍このうえない殺し方です。まさに鬼畜の仕業です。絶対に逮捕しなければならない事件です。
それにしても、子どもを手にかける事件が多いように感じます。大阪教育大付属池田小の事件、福岡市でのガソリンをかけて火をつけた事件、同じく福岡市の一家4人殺人…。そして、長崎では一昨年10月、小学女児殺害事件も起きています。
病んだ社会の反映、といえばそうなんでしょうが、そんな言葉だけで終わらせてはいけない何かを感じます。本格的に社会全体で取り組まねばならないのではないでしょうか。
駿ちゃん事件の一連の報道で明らかになったことで、一つ気になったことがあります。
それは、長崎市内で4月ごろ、男児への似たような事件がありながら、それが犯罪予防に十分生かされなかったということです。
この事件と関連はないのかもしれません。しかし、この種の事件は繰り返される恐れが大きく、だんだん凶悪となっていくものです。芽のうちに摘み取っておくに越したことはありません。
そうするためには市民の協力が欠かせません。メディアをもっとうまく活用できなかったものでしょうか。なぜ、そうできなかったのか検証しておく必要があります。
鬼畜と言っても、普段はその顔を隠しているのは言うまでもありません。駿ちゃんの事件でも浜町を歩いている姿が防犯ビデオに写っていたと言われます。これが事実なら、犯人は子どもの扱いにかなり手なれているのでしょう。長時間、親と離れて泣かさない術を持っているようです。注意が必要です。
県警の捜査本部の努力で、犯人はきっと捕まると信じています。九州のなかでも優秀な県警ですから……。
ただ、要望が一つあります。それは、捜査に市民の理解と協力がもっと得られるようにしたほうがいいということです。犯罪は車を使って行われたのか、そうでないのか、一刻も早く解明して広報してほしい。
捜査の進展をある程度、市民と共有しながら事件解決にこぎつけてほしいと思います。それが犯罪抑止につながるとも考えるからです。メディアを味方にして使ってほしいと思います。
この事件の犯人は絶対に捕まえましょう。
(長崎支局長・勝野昭龍)(毎日新聞)
[7月7日21時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030707-00000002-mai-l42