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前橋市の指定暴力団稲川会系の元暴力団総長宅が昨年3月、襲撃された事件で、群馬県警前橋東署特別捜査本部は8日、指定暴力団住吉会系の暴力団会長矢野治容疑者(54)(東京都豊島区長崎)を放火未遂の疑いで逮捕した。また、今年1月の前橋市のスナック乱射事件で「自分がやった」と名乗り出て逮捕された男(のちに釈放)は矢野容疑者が会長の暴力団組員で、乱射事件の数日前から直前まで、自分の組関係者と携帯電話で頻繁に連絡を取り合っていたことが、新たに特捜本部の調べでわかった。
特捜本部は乱射事件を含む一連の事件は、矢野容疑者の組を中心とした犯行とみており、全容解明を進めている。
調べによると、矢野容疑者は昨年3月1日午前9時30分ごろ、前橋市朝倉町の元暴力団総長宅をガソリン噴射器を使って放火しようとした疑い。矢野容疑者は容疑を否認している。
特捜本部は、現場に残っていた噴射器を製造したとして、埼玉県三郷市の金物加工会社役員らを放火予備容疑で逮捕している。
襲撃された元暴力団総長は、スナック乱射事件で撃たれて重傷を負った指定暴力団稲川会系の元暴力団組長と接点があるとされる。
乱射事件では、発生3日後の1月28日夜、矢野容疑者が会長の組員が犯人と名乗り出て、銃刀法違反容疑でいったん逮捕された。特捜本部が、この組員の携帯電話の通信履歴などを分析したところ、乱射事件の数日前から25日の事件発生の約2時間前まで、前橋市内などにいる複数の組関係者と頻繁に連絡を取り合っていた。
組関係者は、携帯電話とプリペイド式携帯電話を使い分けており、組員は事件数時間前には数十回にわたって電話していた。
(2003/7/9/03:05 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030709i401.htm