現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件5 > 374.html ★阿修羅♪ |
|
長崎市の幼児誘拐殺害事件で、長崎県警捜査本部は9日、同市内の中学1年生の少年が事件にかかわった疑いが濃いとみて補導した。任意で事情聴取し、容疑が固まれば児童相談所に通告のうえ長崎家裁に送致する。改正少年法(01年4月施行)の刑事罰対象は「14歳以上」で、14歳未満は逮捕されない。容疑者が中学生だったことで、地元には大きな衝撃が走っている。
事件が起きたのは1日午後7時過ぎ。長崎市三芳町の大型家電量販店で家族4人で買い物をしていた同市北陽町、会社員、種元毅さん(30)の長男、駿ちゃん(4)が、両親と離れた10分ほどの間に行方不明になった。翌2日午前9時45分ごろ、南へ約4キロ離れた同市万才町の8階建て立体駐車場のビルと塀との間の地面に頭から血を流して死んでいるのが見つかった。全裸で体には複数の打撲跡があり、着衣は遺体のそばに置かれていた。屋上から落とされ、頭を強く打ったことによる転落死だった。
県警は同駐車場近くの商店街「浜市アーケード」の1日午後8時ごろの防犯カメラ映像に、駿ちゃんらしい幼児を連れた少年が映っていたことを確認。映像の任意提出を受けて画像分析した結果、市内の中学校の夏服姿であることを校章などから確認した。また、駐車場屋上で採取された靴跡が同校の通学指定靴だったことから慎重に絞り込み捜査を続けていた。
県警は事件に関与した状況や動機などについて、保護者の了解を得たうえで慎重に事情を聴いている。(毎日新聞)
[7月9日10時52分更新]