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http://www.asahi.com/national/update/0709/005.html
長崎市の幼稚園児、種元駿ちゃん(4)が連れ去られて殺害された事件で、長崎県警捜査本部は8日、遺体発見現場の近くの商店街の防犯ビデオに駿ちゃんと一緒に映っていたのは同市内の男子中学生と特定した模様だ。事件にかかわっていた可能性もあり、近く事情を聴く方針を固めた。
調べでは、駿ちゃんは1日午後7時すぎ、家族4人で訪れた同市三芳町の家電量販店内のゲームコーナーに1人で向かったまま行方不明になり、2日午前9時45分ごろ、約4キロ南の同市万才町の立体駐車場脇で遺体で発見された。死亡推定時刻は1日午後8時ごろから2日午前0時ごろとみられている。
立体駐車場の屋上では幼い子どものものとみられる裸足の足跡と運動靴の跡が複数見つかった。靴跡の特徴から運動靴については、以前市内の中学校の推薦靴などとしてよく売られていた、ひもで結ぶ白いデッキシューズタイプの商品と分かった。
死因は高い場所から転落し、頭を打ったことによる脳障害で、頭の骨も折れていた。県警は立体駐車場の高さ約20メートルの屋上など高所から投げ落とされたとみて捜査。事件発生後、立体駐車場から150メートルほど東に離れたアーケード街の防犯ビデオに、駿ちゃんと白い半袖シャツと黒っぽいズボン姿の男が一緒に映っていたことがわかった。
(07/09 02:59)