現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件5 > 323.html ★阿修羅♪ |
|
テロ対策特別措置法に基づき、インド洋に派遣されていた海上自衛隊の護衛艦「はるさめ」(艦長・佐伯泰啓・2等海佐)乗組員の無許可飲酒問題で、海自は4日、佐伯艦長を減給1月5分の1、第1護衛隊司令の坪倉恭司・1等海佐を訓戒にするなど計86人を処分した。海自の処分者数としては過去最大。
海自によると、処分の内訳は、減給1月(5分の1―30分の1)が29人、戒告が21人、訓戒が12人、注意が10人、口頭注意が14人。
航海中や許可時間外、許可量以上など服務規律違反の飲酒をしていた隊員は62人。佐伯艦長は今年1月1日、許可量を超えたビール2本と缶チューハイ2本を飲んだほか、部下の無許可飲酒を黙認した責任を問われた。坪倉一佐ら24人は監督責任を問われたもの。
隊員の中には、今年1月から4月まで、違反飲酒を24回繰り返した悪質なケースもあった。
海自では、問題が発覚した先月13日、調査委員会を設置。インド洋に派遣されたはるさめなど6隻の全隊員約1300人を調査したが、はるさめ以外では違反者はいなかった。
海自の規則では、飲酒には事前許可を取った上、停泊中の日没から午後10時の消灯時間まで、艦内の食堂や士官室など限られた場所で認めている。1回の量は日本酒は180ミリ・リットルを2本、ビールや缶チューハイは500ミリ・リットルを2本まで。
(2003/7/4/20:26 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030704i413.htm
http://www.yomiuri.co.jp/index.htm