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ホームズ君
先日、君の東福岡殺人事件に関する推理を聞いたときは、あまりにも新聞報道には書いていないことを君がしゃべりだすのでついて行けなかったが、君からミミズ君へあてた手紙を読んで、君の推理の筋がやっとわかってきたような気がするよ。
しかし君の推理を理解するためには、その前提として「警察と闇の勢力の間には、それなりの一種の約束事のようなものがあって、今回の事件は、いわば闇の勢力内の自治の範囲内のようなものだから、警察がそれらに容喙することはないだろう。」〜といった発想が存在するということを、聞く側があらかじめ受け入れていなければならない、ってことになる。
正直言って、君が最初君の推理を聞かせてくれたときには、そのことについての認識があまりなくって、ついていけなかったんだろうな。(阿修羅サイトの読者なのに反省している)
でもいまは、君の考え方に基本的には同意するよ。
ところで話は変わるが、君の推理を聞いていると「世界で起きていることの裏側を推理する能力と、一般の事件を推理す能力は、実は大変共通した能力だ」ということを感じる。
これを逆に事件を起こす側から言うと、「世界的に大きな陰謀や事業の企画の立案・遂行能力と、世間レベルでの犯罪の企画立案遂行能力には、大きな共通点がある」ということになる。
我々イギリス人が、
@世界政治レベルで、陰謀立案能力に優れている、と言われている事実と、
Aイギリス人は、知的におしゃれな犯罪に対して、それをどうやって主人公が見破って行くかを描くところの「推理小説」を大変好む、と言う事実は、実は相互に共通点があるということなのだろうね。