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(回答先: 親せきの事業で金銭問題=金融業などにも進出−福岡一家殺害 [時事通信]【戸主は“個人金融”や風俗関連事業も】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 28 日 20:10:13)
福岡市東区馬出(まいだし)四丁目の衣料品販売業松本真二郎さん(41)一家殺害事件で、松本さんが、かかわっていた複数の会社経営や副業の金融業に絡んで、金銭貸借をめぐるトラブルを抱え、周囲に悩みを漏らしていたことが二十八日、関係者の話で分かった。福岡県警捜査本部は、こうしたトラブルが事件の動機につながった可能性もあるとみて調べている。
捜査本部や関係者によると、松本さんは十数年前、福岡市に韓国料理店を開業。店の評判は良かったが、牛海綿状脳症(BSE)の問題の影響などで、一年半前に廃業に追い込まれた。
その後、知人が経営する衣料品販売会社の取引先を紹介してもらう形で事業を手伝っていた。ところが、経営が思わしくないことなどから、今年五月末、別の知人から休眠中の会社を継承。退任した知人に代わって妻千加さん(40)を社長にして、自らは取締役に就任し、衣料品販売などの事業に乗り出そうとした矢先だった。将来は韓国料理店の再開も目指していたという。
また、松本さんは以前から「090金融」と呼ばれる携帯電話を使った個人向け金融業など複数の事業に出資。数年前には、知人から借金して親族に融資した六百万―七百万円の返済が滞り、松本さんが返済の肩代わりを迫られるなど、資金繰りに窮していたという。
こうした複数のビジネスや金銭貸借にかかわる中で、松本さんは関係者とトラブルになり、最近も知人に悩みを打ち明けていた。心配して頻繁に連絡を取り合う知人もいたという。捜査本部は、自宅に残されていた松本さんの携帯電話の通話記録を詳しく分析するなどして、交友関係を中心に捜査を進めている。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news003.html