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「金永浣(キム・ヨンワン/50)氏自宅強盗事件」を捜査していた警察が、犯人を目の前にしたものの、逮捕に至らなかったという事実が27日明らかになった。
ソウル・西大門(ソデムン)警察署・強力2班は昨年5月、強盗団9人中7人を逮捕した後、残りの2人、ヒョン某(42)、金某(46)を捕まえるため、群山(クンサン)市内に刑事10人を送った。
犯人らが群山市内の組織暴力団らと親しい関係だという情報を入手した警察は、警察であることが分からないように張り込み調査を開始し、益山(イクサン)のナンバープレートをつけた車を借りるなど、緻密な準備をした。犯人2人には刑事がそれぞれ5人ずつ割り当てられた。
犯人(ヒョン)が現れたという通報が入り、出動した警察は犯人の黒い車を尾行した。群山市内の十字路で信号が赤になると、車4台が並んで停止した。
犯人の後方に車を止めた警察は、急いで車から降り、前後を警察の車に挟まれていた犯人の車のドアを開けようとしたが、ドアは開かなかった。
その間、犯人は自分の前後に止まっていた車のバンパーに幾度も車をぶつけ、車間距離を開けた後、横に抜けて悠々と逃走した。警察は「犯人が追跡できないほど、素早く動いた」と弁明した。
一方、警察は「当時、犯人を捕まえることができなかったため、金氏の自宅に2回目の盗難事件が発生した可能性が高い」とした。警察は、「主犯のヒョンらは、金氏が警察に通報したことへの報復として、犯行に及んだ」としている。
犯人2人は昨年4月28日から全国に指名手配された。しかし警察がメディアにもその事実を隠すなど、捜査が秘密裏に進められたため、犯人は自分たちが「尻尾を捕まれている」という事実に全く気づいていなかった。
李敬恩(イ・キョンウン)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/27/20030627000073.html