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福岡市東区の会社経営、松本真二郎さん(41)一家4人が博多港で他体で発見された事件で、松本さんは最近、飲食店や衣料品販売以外のサイドビジネスにも積極的で、貸金業にまで手を広げていたことが25日、関係者の証言などで分かった。手錠や重りのダンベルを使った荒っぽい犯行手口とも合わせ、福岡県警東署捜査本部は、暴力団関係者との金銭トラブルに巻き込まれた可能性もあるとみて交友関係をリストアップ、複雑に絡んだ金銭貸借関係について、慎重に調べを進めている。
犯人グループが手錠などを購入した疑いの強い自宅近くの量販店の防犯ビデオに写った男は解析の結果、20代とみられることも判明した。
これまでの調べで、松本さんは約15年前から福岡市中央区で韓国料理店を経営していたが、1年半前にBSE(牛海綿状脳症)の影響で廃業。
その後、自ら代表を務める会社「マジェスティック」や、妻の千加さん(40)を代表にした「ワンダー」で衣料品や雑貨の輸入を手がけた。
ワンダーは登記上、金融業も業務目的としていたが、松本さんはこれとは別に、自宅のある地域名をとった「馬出クレジット」などという金融業らしき商号を名乗っていたこともあった。
ワンダーは先月末になって、なぜか、商業登記の内容から「金融業」が削除されている。
関係者によると、松本さんには、地元銀行から少なくとも約2500万円の借入があり、毎月数十万円の返済に負われていたこともあった。
料理店廃業後は、知人らに金を貸したり、友人から集めた600〜800万円の金を、金融業の親戚(しんせき)に事業資金として出資したりしていた。
最近は、「融資した金を返してくれなくて困る」「金銭貸借でもめている」などと知人に相談していたという。
その一方で、松本さんは新規事業として、自宅近くの神社周辺で和菓子を中心にした飲食店の出店を計画。出店場所探しや事業資金計画に追われてもいたとされる。
捜査本部でも、松本さんの複雑な金銭貸借関係を把握している。これまでの捜査で、松本さん宅からは家族以外の男3人の足跡が見つかったほか、手引役で千加さんの知人とみられる40代の中年女も浮上している。
犯人グループは、長男の海(かい)君(11)、長女のひなちゃん(8)を絞殺。松本さん夫婦の首も絞めて仮死状態にして、4人を博多港の海に投げ捨てている。
遺体遺棄用に手錠とダンベルも用意して凶行に及んでいる荒っぽい手口から、捜査本部では、こうした金銭トラブルを背景に、暴力団関係者が関与した可能性もあるとみて、交友関係をリストアップして聞き込み捜査に全力を挙げている。
事件発覚後に所在不明となっていた松本さんの所有の高級外車ベンツは、自宅から約30キロ離れた、同県久留米市の大手タイヤメーカー工場の駐車場で発見された。遺体発見翌日の21日朝から止まっていたとみられる。
量販店の防犯ビデオには、事件直前の19日深夜から20日未明にかけ、手錠4個とダンベル2個を購入した帽子にサングラス姿の不審な男数人が写っていたが、解析の結果、1人は20歳代とみられる若い男と分かった。
捜査本部では、このビデオ画像を松本さんの知人や取引先などに見せ、犯人グループの割り出しを急いでいる。
ZAKZAK 2003/06/25
[以下ミミズ]
この事件、あっしらさんのお考えのように警察が誰かをかばっているのだとしたら、警察関係者ではないでしょうか。福岡県警は暴力団担当者がマル暴に捜査情報を漏洩していたことで有名です。マル暴と深い関係のある警察官はかなりいると考えています。
もう一つの可能性として、現在報道されている筋書きは警察の捏造したニセ情報で、何事かを隠蔽しようとしているのではないかと、つい考えすぎてしまいます。