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十八日午前五時十五分ごろ、山口県下関市綾羅木本町、薬剤師遠山忠さん(58)方から出火、鉄骨二階建て約百九十平方メートルを全焼し、忠さんの長男で会社員浩さん(30)と、その長男で保育園児英ちゃん(3つ)が焼死した。忠さん夫婦も足を骨折するなどした。
遠山さん方では、忠さんの父虎雄被告(89)が一月十二日に妻=当時(82)=を絞殺したとして逮捕された。同被告は承諾殺人罪で起訴され、今月十日にも公判が開かれた。
下関署などの調べでは一家は保釈中の虎雄被告を含めた五人暮らし。出火当時、虎雄被告がいた一階部分を中心に燃えており、同署が原因を調べている。虎雄被告の弁護人によると、同被告は痴ほうの症状がかなり進行。公判では、責任能力が争点になっている。
虎雄被告は逮捕時、「妻を病気の痛みから解放し、長男夫婦も介護から楽にしてやりたかった」と供述。その後、殺害された妻も「死にたい」と漏らしていたことが分かった。虎雄被告は入院を前提に保釈され、最近は通院していたという。
付近住民の話では、虎雄被告は出火直後、隣家のガレージにうずくまり、「みんないない」などと話していたという。一月の事件前に、虎雄被告がガスこんろの扱いを誤り、室内に煙が充満したことがあったという。(共同)