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(回答先: 小惑星が2014年に地球激突の可能性(ロイター) 投稿者 えーてる 日時 2003 年 9 月 03 日 00:44:25)
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_07/2t2002072502.html
米ハーバード・スミソニアン宇宙物理学センター(マサチューセッツ州ケンブリッジ)などは24日、地球の軌道と交差し、極めて低い確率ながら2019年2月1日ごろに地球に激突する可能性もある小惑星が見つかったと明らかにした。
専門家の間では「高危険度」の小惑星と分類されているが、発見されたばかりで詳細は不明。同センターと米航空宇宙局(NASA)は、今後の軌道解析のため世界の天文台、民間の観測者らに監視・観測と情報提供を呼び掛けている。
同センターの小惑星センターは「宝くじに当たる方が先」と衝突の可能性がほとんどないことを強調しているが、長径が2キロある小惑星のため、もし衝突すれば約6500万年前に恐竜が絶滅したような壊滅的な打撃を地球に与えるといわれる。
小惑星は7月9日、ニューメキシコ州のマサチューセッツ工科大リンカーン研究所の天文台が発見、暫定的に「2002NT7」と名付けられた。現在、地球からの距離は1億560万キロ。太陽の周りを837日かけて1周するだ円軌道上にあり、将来、地球の軌道と交差する可能性があるという。
小惑星は火星や木星などの惑星に近づくとその引力で軌道を変える可能性があるため、NASAなどは世界規模の多角的な観測で今後予想される軌道を割り出したいとしている。解析には数週間かかる見通し。
日本では宇宙のごみ(スペースデブリ)となった人工衛星やいん石、小惑星を美星スペースガードセンター(岡山県美星町)などが監視している。
◆衝突なら人類の大半死亡
米ハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターなどが24日、警戒のための観測を世界の天文学者らに要請した小惑星が地球に衝突した場合、人類の大半が死亡する可能性がある。
直径1キロの小惑星が激突した場合、人類の4分の1が死亡すると推定されている。今回の小惑星は長径2キロと大型であり、地球の生態系に壊滅的な打撃を与えるのは確実。6月に地球にニアミスした小惑星は大型核兵器並みの破壊をもたらすと推定された。
約6500万年前の白亜紀末期から第三紀初めにかけ恐竜などの生物が絶滅したのは、大いん石の激突が原因とされている。天文学的には1億年ごとに1度の確率で長径約10キロの巨大いん石が地球にぶつかるとの説もある。
6月14日に地球から12万キロの距離まで接近していた小惑星は直径がわずか50−120メートル。それでも直撃すれば、東京都とほぼ同じ2000平方キロの樹木をなぎ倒した1908年のシベリア・ツングースカのいん石落下に匹敵する被害をもたらすと考えられていた。
(共同)
ZAKZAK 2002/07/25