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日本有数の温泉地、有馬温泉(神戸市)の湯は、太平洋から日本列島の下に沈み込むフィリピン海プレート(岩板)から生まれていることを、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が30日までの調査で突き止めた。
温泉は、地表近くの地下水が火山活動で温められたものが多く、火山がない関西地方でわき出る有馬温泉の起源はこれまで謎だった。
プレート由来と分かった温泉はこれが初めてで、同研究所の風早康平・深部流体チーム長は「このタイプの温泉は、中部地方や関東地方など、他にもあると考えられる」と話している。
同研究所は湯に含まれる水素と酸素の同位体の比率を詳しく調べた。その結果、雨水や海水を主成分とする地下水に比べ、有馬の湯には重い酸素の同位体が多かった。
これは、かつて鉱石に含まれた水分であることを示す。さらに、火山のマグマから出る火山ガスの水蒸気と同位体比率が一致し、通常の地下水とは違うと確認された。(共同通信)
[8月30日7時58分更新]