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http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page019.htm#<理化学研究所のニュースに「相対性理論は正しいのか?」%20の記事!>
詳しい記事が理化学研究所HPの理研ニュース「高エネルギー天文学の新たな夜明け」(「EUSO」計画を支える理研の技
術)に載っていますので(下のURL)、ぜひご覧ください。
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/news/2003/mar/index.html
その中の一部を書きますと、次のようです。
相対性理論は正しいのか?
巨大なエネルギーが絶えずうみ出されている宇宙。はるかかなたの宇宙で起こるガンマ線バーストは、宇宙の一点から
爆発的にガンマ線などが放出される高エネルギー現象の一つであり、高エネルギーを持った宇宙線が放出される。中でも
最も高いエネルギー領域を持つ極限エネルギー宇宙線は、いまだ起源が解明されていない謎の現象である。この高エネ
ルギー宇宙線は、宇宙空間を移動するうちに、ビッグバンの残光と考えられている宇宙背景マイクロ波放射との相互作用
によって速度が落ち、5×1019eVまでエネルギーが減衰する。このエネルギー限界を発見者の名前からGZK(グライセン・
ザツェピン・クズミン)限界と呼び、これ以上のエネルギーを持つ宇宙線は、存在しないと考えられていた。
しかし1990年代に入り、この限界を超える極限エネルギー宇宙線が次々と見つかった。東京大学宇宙線研究所では、山
梨県明野村に高エネルギー宇宙線を検出する「明野広域空気シャワーアレイ(AGASA)」を世界最大規模(約100km2)で
展開。AGASAによる1990年から今までの観測により、GZK限界を超える1020eV以上の高エネルギー粒子が11個見つかっ
た。このことはGZK限界を導く“前提”の見直しを意味する。その前提こそが現代物理学を導いたアインシュタインによる「相
対性理論」であった。相対性理論のほころびは、物理学の根本を揺るがすものであり、極限エネルギー宇宙線にかかわる
研究は、まさに物理学に残された最後の、そして最大のフロンティアである。