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東京電力は31日、福島第二原発2号機(福島県楢葉町)の炉心隔壁(シュラウド)を点検した結果、計50カ所にひび割れを確認したと発表した。福島県内10基の原発で確認されたひび割れでは最多。東電は「製造時に表面を磨いた際、残留応力が生じやすい工具を使ったため、応力腐食割れが多発したのではないか」と分析している。
東電によると、2号機のシュラウドは厚さ51ミリで、ひび割れは最大で深さ27ミリ。一つのひびが最大で170ミリ×65ミリの範囲に広がっていた。超音波を使った検査の結果、50カ所のうち35カ所で、深さは4ミリ以上だった。製造時に、ほかの原発では使用していない工具で表面を磨いたという。
シュラウドのひび割れは通常、溶接部付近で見つかるが、2号機では溶接線から離れた部分でも見つかった。東電は国の原発健全性評価小委員会に報告し、ひび割れの評価を待って、修理に入る方針。
[河北新報 2003年08月01日](河北新報)
[8月1日7時13分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030801-00000003-khk-toh