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http://www.sankei.co.jp/news/030726/0726sha158.htm
宮城県北部で26日相次いだ最大震度6強の地震について、気象庁は近い将来に懸念されている大地震「宮城県沖地震」とは違うメカニズムの地震と断定した。
宮城県や岩手県などでは5月26日にも最大震度6弱の東北地震に見舞われたばかりだが、この地震も「宮城県沖」とは別と分析された。
政府の地震調査委員会が今年6月「今後30年以内に99%の確率で発生する」と予想した宮城県沖地震が近く起きる可能性は依然残っている。
気象庁は、今回の地震の震源が内陸部で、宮城県沖地震の想定震源域と距離が離れていることなどから関連を否定した。
宮城県沖では、東から進む太平洋プレート(岩板)が日本列島を載せたプレートの下に沈み込むことを原因とする「プレート境界型」地震が30−40年周期で繰り返し発生。
最近では1978年にマグニチュード(M)7・4の地震で死者28人を出している。この地震から既に25年が経過しており、ひずみがかなり蓄積しているとして近い将来の発生が警告されてきた。
三陸南地震は太平洋プレートの内部で起き、宮城県沖地震の想定震源域よりも北西で、やや深い位置が震源だった。
気象庁は、今回の地震について「規模が小さく宮城県沖地震への直接の影響は無視してよい」と指摘。ただ、専門家の多くは「宮城県沖地震に向けて周辺の地震活動が活発化しており、今回の地震もその流れにある」と警戒を呼び掛けている。