現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文7 > 158.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.asahi.com/national/update/0726/004.html
今回の地震は、5月26日に宮城県や岩手県で震度6弱を観測した地震とは発生した場所も深さも異なる。5月の地震が宮城県沖の深さ71キロで起こったのに対して、今回の地震は宮城県の内陸部で、気象庁は深さについて約12キロと発表している。同庁は、5月の地震は太平洋プレートの内部で起き、今回は地殻内で起きたとみている。
東京大学地震研究所の阿部勝征教授は「前回とはメカニズムも深さも違う。5月の先日の地震よりも、はるかに規模は小さく、エネルギーで100分の1ぐらいだ」とする。規模が小さかった割に、最大震度が同じ震度6弱だったのは、浅いところで起きたため震源付近では局所的に揺れが強くなったと考えられるという。
心配されるのは、政府の地震調査委員会が30年以内に99%の確率で発生すると評価している宮城県沖地震との関係。5月の地震は、想定される宮城県沖地震の震源域の北側、今回は西側で起きており、周辺で地震活動は活発化している。
今回、地震が起きた場所も、浅い地震は少なく、宮城県内で起きた浅い地震でマグニチュード5.5以上は56年、62年、96年の3回しか起きていない。
阿部教授は「規模が小さいので、現段階では引き金にはならないと考えているが、周辺で地震活動が活発化しており、関心を持って見守りたい」と話している。
(07/26 01:45)