現在地 HOME > 掲示板 > 地震7 > 130.html ★阿修羅♪ |
|
地震による原発事故の恐れなどを研究している石橋克彦・神戸大教授は7日、札幌市で開催中の国際測地学・地球物理学連合総会で「最も危険なのは、東海地震の想定震源域の真上にある浜岡原発だ」と述べ、浜岡原発(静岡県浜岡町)の危険性を警告した。
石橋教授は、東海地震が起きると浜岡原発を5−10メートルの津波が襲い、地殻が約1メートル隆起するというデータを示した。さらに地震による災害と、それによる原発事故の複合災害を「原発震災」と名付け、「原発事故の救助復旧活動さえできなくなる。日本にとって致命的で、全地球規模の災害」とした。
石橋教授によると、日本には52基という世界で3番目の数の大型原子炉が稼働しているが、同様に多くの原発が稼働するドイツ、フランスと比べ、地震の発生数がはるかに多い。「柏崎刈羽原発(新潟県)や、島根原発(島根県)、福井県の若狭湾岸の原子力施設も危険性が高い」と指摘した。(共同通信)
[7月7日21時50分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030707-00000178-kyodo-soci