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(回答先: Re: 解離ガス発生の疑問 投稿者 tetujinn 日時 2003 年 7 月 07 日 00:27:48)
平凡社の世界大百科事典で「解離」の項目をご覧になってください。
「かいり 解離」: 一つの分子がその成分原子、原子団または他の分子に分解し、しかもその分解が可逆的に起る場合その現象を解離という。解離は熱、強力な電場、光エネルギーなどいろいろな状況で起るが、熱によって起る場合これを熱解離といい、電解質の水溶液のごとくイオンに分解する場合を電気解離略して電離という。解離が起る場合には熱解離の場合におけるごとく外部からエネルギーを吸収することが多い。解離する場合にこのように外部から供給してやらなければならないエネルギーを熱量に換算したものを解離熱という。解離熱は熱学的測定によっても決定しうるが、また、分子スペクトルの観測によっても知ることができる。また結晶体の場合には結晶の格子エネルギーからもその値を知ることができる。解離もまた一つの可逆的な化学反応であるから一般の可逆反応の場合と同様に、反応物質と生成物質との間に平衡関係が成り立つ。
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以下は少し難解ですので、止めますが、「水」の項を引くと、水蒸気の解離度の表が載っています。4000度を超えるとかなり高濃度の解離がおこり、これが大火災の時に放水すると、かえって火勢が強くなる原因になるという話題も消防関係者の中にはあるそうです。酸素と水素に分離するのは、電気分解だけではないということです。