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(回答先: 「濡れ衣」訴える被告も――RIAAの個人追及法に批判 投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 9 月 10 日 22:17:39)
ZDNN:ニュース速報 2003年9月10日 08:45 AM 更新
RIAAの個人追及訴訟、身に覚えのない人物も対象に
http://www.zdnet.co.jp/news/0309/10/nebt_02.html
米カリフォルニア州サンマテオ在住のチャールズ・デュモンド氏は9月8
日、自宅でメディアからの電話取材を受けて初めて、自分が全米レコード
協会(RIAA)から提訴されていることを知った。
RIAAは同日、「膨大な量の」ファイル交換をしていたとされる個人を相
手取って261件の訴訟を起こしたが(昨日の記事参照)、デュモンド氏は
その被告となった一人。しかし今回の提訴には非常に驚いたとして、同氏
は怒りを隠さない。
「これをやったのは私ではない。ほかの家族がやったのかもしれないが、
ISPの請求書は私の名義になっている」。同氏は8日夜、短時間の電話イン
タビューに応じてこう語った。
過去24時間で何百人もがデュモンド氏と同じような経験をした可能性は
高い。今回の訴訟の被告はいずれも、法的文書を自分の目で見たり弁護士
に相談する前に、自分たちが提訴されたことを記者から知らされているか
らだ。
被告の多くはいずれRIAAとの間で和解に応じる公算が高い。しかし詳細
が明らかになるにつれ、被告の中にはKazaaファンの子供を持つ親や、コ
ンピュータがファイル交換に使われていたことを知らないまま所有者とな
っていたユーザーもいることが判明、RIAAの訴訟の一部は見かけよりも複
雑なものになる可能性も出てきた。
それぞれの訴状にはISPから提供されたファイル交換利用者の氏名と住
所が記載されている。しかしこの住所が示しているのは、ISPアカウント
に登録されている一人の氏名でしかない。その多くは単独でアカウントを
保有しているかもしれないが、一部にはデュモンド氏のように、家族が一
つのアカウントを共有している場合もある。また、会社のコンピュータを
利用していたり、いつ誰がログインしていたかの記録を取らないまま公衆
向けに無線アクセスポイントを開放していた人もいるかもしれない。