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エンタープライズ:ニュース 2003/09/04 11:13:00 更新
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0309/04/epc02.html
なりすましは一般に考えられているよりも大きな問題であり、米国では昨年推定1000万人が被害に遭っていたことが、米連邦取引委員会(FTC)が9月3日発表した調査で明らかになった。
ただ、この調査によれば、なりすましのうちインターネット経由で個人情報が盗まれたと見られるのはごく一部にすぎない。なりすましの被害に遭い、自分の情報がどこから漏れたか分かっているという回答者は大部分が、財布の紛失や、自分の社会保障番号や口座番号を知っていた家族や知人から情報が漏れたと答えていた。
クレジットカードを使った買い物などの取引を通じて情報が漏れたとの回答は13%にとどまり、この中にはショッピングモールやレストランの食事でのカード利用も含まれている。一方、回答者の約半数は、なりすましがどうして起きたのか分からないとの答えだった。
また、この調査で判明したなりすましの95%は、クレジットカードや銀行口座、電話サービスを不正利用された結果であることも判明。なりすましを報告した回答者のうち、インターネットアカウントの不正利用関連を挙げたのは3%のみだった。
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[Declan McCullagh,ZDNet/USA]