現在地 HOME > 掲示板 > IT1 > 519.html ★阿修羅♪ |
|
[ロンドン/サンフランシスコ 21日 ロイター] 過去最大の感染力を持つと懸念される新型コンピューターウイルス「SoBig(ソービッグ).F」の被害が、世界各地に広がっている。
米国では、インターネット・サービス・プロバイダーが侵入を阻止したウイルスの数が過去最高を記録。実際の感染状況は不明だが、数百通から数千通のウイルス付きメールを受信したケースも報告されている。
米国のプロバイダー大手アメリカ・オンライン(AOL)は、2320万通のウイルスメールを会員から遮断したと発表。迷惑メール対策大手のポスティーニも、350万通のウイルスメールを阻止したことを明らかにした。
英国のインターネットセキュリティー会社メッセージラボによると、今月18日以降に世界全体で送られたメールの17通に1通は、新型ウイルスに感染しているとみられている。
この新型ウイルスは、「Thank you」「Re:Details」「Re:approved」などと題するメールの添付ファイルを開くと感染が拡大する仕組みになっており、今月18日に初めて発見された。
添付ファイルを開くと、ランダムに作成した名前で、アドレス帳に記載されている宛先にメールを送りつけるため、ウイルスの発生源を特定することは極めて難しいとみられている。