現在地 HOME > 掲示板 > IT1 > 122.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/today/1.html
鳥取県のホームページ上で、韓国人訪日団員らの個人情報が誤って公開されていた問題で、県が検索サイトに削除を依頼をしていなかったため、個人情報が検索サイト上で引き続き公開され、“2次流出”していたことが分かった。
この問題は、県行事の応募者89人と、韓国人の訪日団員39人の住所、電話番号などの個人情報を約9〜5カ月にわたり誤って公開していたもの。県行事の応募者については、外部の指摘を受けて判明。その際の調査で、韓国人訪日団員の住民登録番号を含む個人情報も掲載していたことが分かった。
県は、ホームページ上からこれらの情報を削除し、1日に発表した。しかし、大手検索サイト「Google」には、過去のホームページの内容を保存、表示する機能があったため、いずれの個人情報も公開されている状態が続き、5日夜の県側の処置で削除された。
県広報課によると、県行事の応募者分については、外部からの指摘もあり1日の時点で検索サイトの運営者に削除依頼を出したが、韓国人訪日団員分については「検索サイトでの掲載を全く知らなかった」と説明している。
検索サイトなどの一部では、過去のサイトの内容を記録・表示しており「ネット上の文書保存館」的な役割を果たしている。しかし、鳥取県側はこうした仕組みに対して十分な知識がなく、削除作業をせずに個人情報流出をアナウンスしたことで、逆に流出を広げた可能性がある。
県広報課によると「個人情報流出の再発防止については、全職員に注意喚起の通知を出したり、広報課でのチェック体制の二重化を図った。個人情報が流出してしまった後の対応については、マニュアルなどはなく、手探りでの対応で、検索サイトにまで思い至らなかった」としている。
[鳥取県HPから個人情報流出、 最長9カ月間]
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200308/01/13.html
(太田 阿利佐)