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【ニューヨーク8日共同】世界で人気が上昇している無償基本ソフト(OS)「リナックス(Linux)」をめぐって、米国のソフトウエア企業が激しい対立を繰り広げている。ソフト会社SCOグループが知的所有権を侵害されたとして、リナックスを扱う企業を敵に回してライセンス料を要求する中、コンピューター大手IBMがSCOに反撃に出た。
SCOはことし3月、同社のソフトコードをリナックスに不法に組み込んだとしてIBMに10億ドルの損害賠償を求めて訴訟を起こした。これに対しIBMは7日、SCOを逆提訴した。
IBMは「IBMがリナックスで不正なことをしたという間違った印象を世の中に植え付けた」と主張。知的所有権がSCOにあれば法外なライセンス料を支払わなくてはならないと、リナックスを扱う企業を不安に陥れているSCOと全面対決の構えだ。
SCOはあくまでもライセンス料の支払いを求めていく姿勢だ。
リナックスはフィンランドの学生が独自開発し、インターネットで無償公開したところ世界中で評判になり普及。無償でコスト減に結び付くとして、急速に採用する企業が増えている。