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http://www.kumanichi.co.jp/kawabegawa/kiji/20030824.1.html
川辺川ダム事業の問題点を探る「清流・川辺川現地調査」が二十三日から二日間の日程で、球磨郡相良村などで始まった。利水訴訟原告団やダム反対の市民グループでつくる実行委員会が毎年開いており、七回目。
初日は、八代郡坂本村の荒瀬ダムなどを見学するコースと、相良村藤田のダムサイト予定地や五木村の頭地代替地などを見学するコースに分かれて調査した。
ダムサイト予定地などを見学するコースには約百人が参加。五木村役場では、西村久徳村長から村の現状などについての話を聞いた。西村村長は「ダムをめぐる賛否の声のはざまで、村民は苦しみながら暮らしている。村はダム建設を前提にした立村計画を進めており、理解してほしい」と訴えた。
初めて五木村を訪れたという劇団員金子満里さん(35)=東京都板橋区=は「美しい川や自然をぜひ守ってほしいが、村長の話も反対派の人たちの話もよく分かるだけに、複雑な気持ちです」と話していた。
二十四日は午前九時半から相良村深水の村総合体育館で、「地域社会と新しい公共事業」をテーマにしたパネルディスカッションなどがある。
【写真】西村久徳・五木村長(左)の話に聞き入る「清流・川辺川現地調査」の参加者ら=五木村
熊本日日新聞 2003年8月24日朝刊掲載