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「釘」が危ない! 住宅が危ない!シリーズ 保坂 貴司 著
この本を店頭で見かけてちょっと立ち読みしてみました。以下は記憶を頼りに書くので細かいところは間違っているかもしれません。
住宅建設の規格ではN50(だったっけ?)という釘を使う事になっているそうです。でも強制ではないようで、この釘の普及率は低く、特に関東地方ではほとんど売ってないそうです。ある調査では九州では多くて90%以上の普及率ですが関東では10数%です。売ってないところでは替わりにFN50(?)という細めの釘を使い、これの強度はN50より20%劣るそうです。
なんでこんなことになっているのでしょうね。九州で売っている釘が何故住宅需要の多い関東で売ってないのか?この本の著者も『理由は不明』と言うのです。もし大地震が来たら規格外の釘を使った木造建築の家はどうなるのか?とても不安なのですが、これって誰の責任でこうなっているんでしょうね?さっぱりわかりません。