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(回答先: Re:ちょっと脱出 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 8 月 01 日 22:23:17)
いつもながら、早速のレスありがとうございます。
件名のボネガットの本は早川文庫で訳アリ。原作もすばらしいし、映画もすばらしい!本を読むべきか、映画を見るべきか迷ってしまいます。小生は、何の予備知識もなしに、深夜テレビで放映されていた映画『スローターハウス5』をたまたま見て衝撃を受け、原作者のカートボネガットにたどりつきましたが。
「スローターハウス5」の訳者は、伊藤典夫さん。「母なる夜」は、白水社ブックスでは、池澤夏樹さんでしたが、早川文庫の方が読みやすいです。早川文庫の訳者は、飛田茂雄さんです。飛田茂雄さんは、J・キャンベルの「生きるよすがとしての神話」(やったかな?)を広島の原爆体験後に読み、生きる希望を与えられたと、キャンベル特集のエッセイに書いていたのを覚えています。うろ覚えでスミマセン。
マルハナバチさんも、キャンベルについて、どこかで名前を挙げてましたね。意外なとこで、つながってるもんですね。ちなみに、ボネガットは、当時タブーとされていた、反ユダヤ主義のレッテルを貼られた禁断の作家、R・F・セリーヌ(『世の果ての旅』『虫けらどもをひねりつぶせ』他)をアメリカに紹介してます。すでにご存知であれば、ごめんください。
インターネット検索で、上記の書籍、映画の概要は確認できます。こんばんは、このへんで。