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(回答先: あんたは凄い人だ。尊敬します。 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 19 日 20:44:49)
「力なき市民」改め「エンセン」さんだな。
あんたが“力ある人間”となることを決意してくれて、嬉しい。
これからもよろしく頼む。
俺の言葉は別に少しも勿体無くなんか無いさ。
俺にあんな文章を書かせてくれたのは、あんただ。
あんたが「幸せな気分」と言ってくれたから、書けたんだ。
だから、こちらこそありがとう。
あんたは「全てを赦せる」ようになる。
感情的ならなおさらのことだ。
だけど、それはまだ先のことでいい。
今すぐ出来るようになる必要はないし、出来てもきっと“つまらない”。
いくらでも時間をかけて、「赦す」とはどういうことか。
「全てを赦す」とはどういうことなのか、じっくりたっぷり考えるんだ。
それとともにもっと「自分」について、「本当の自分」について想いを馳せろ。
「自分が本当に望むこと」は何なのか。
どういう「自分」、どういう「世界」を、あんたはホントに望むのか。
「今の答え」を出してみるんだ。
それは決して満足できるもんじゃないだろう。
しかし、今はそれでいい。
そのうちに、また我慢できなくなる。
もっと「いい答え」が、もっと「しっくりくる答え」が欲しくなる。
それを繰り返していくことで、だんだんと、あんたは「自分」を“知っていく”。
「本当の自分」を、“創っていく”。
俺も通った道だ。
幼い頃から、何度も何度も繰り返した。
「人間は幸福のために生きている。」
「人生は“絶望”だ。」
「全ては無意味だ! 虚無だ!! 果てしない“闇”だ!!!」
「俺は生きるのが“楽しい”。」
「つまらない。つまらない。つまらない。何をしててもつまらない。どこまで行ってもつまらない。つまらないんだ!」
「俺は知りたい。その先にあるものを。」
「“それ”が、『何』だというんだ。“それ”が一体、『何』だっていうんだ。」
「“愛”こそ全て! “幸福”こそ全てだ!!」
「愛する二人が結ばれる“喜び”・・・? じゃあ、結ばれなかった“想い”はどうなる? 焦がれて焦がれて、どこまでも、深く深く、“堕ちていくだけ”か・・・・・・?」
その全てが、心からいとおしい。
あんたが「空虚な現実」を知って辛いのは、辛くなるだけと分かってて知りたがるのは、あんたが「あきらめていない」からだ。
それはとても素晴らしいことだ。
けれどいつまでもそれに苦しみ続けてしまうのは、あんたが知ってないからだ。「愛の技術」を。
「愛の技術」。
それは、この「現世(うつしよ)」において二つのカタチがある。
一つは「肉体の技術」。
それは「性愛の奥儀」によって伝えられ来るような、「限りある愛」。
「終わりある愛」。
もう一つが「精神の技術」。
それは「情愛の極意」としてあまねくゆきわたる、「限りない愛」。
「終わらない愛」。
これらは唯一なる「愛」の違ったあり方。
ともに「魂」を“ふるわす”異なるやり方。
“終わる”からこそ美しいのか。
“終わらない”のが素晴らしいのか。
どちらが優れたものなのか思い悩むことは無い。
それはただの「技術」。
「愛」を生み出すためのただの「手続き」。
これを“どう”使っていくかが俺たちの「腕の見せどころ」だ。
くどくど説明するのはやめておく。
あんたに必要なのは「決着を目指す意志」だ。
それがあれば見えてくる。
すぐには無理でも、ゆっくりと、確実に。
だんだん視界が晴れていく。
恐れていいんだ。
だけど踏み出せ。
俺も恐いさ。
だから踏み出す。
「辛さ」は大切な“今”の証だ。
それは「喜びの種子(タネ)」だ。
やがて芽を吹き、育ち、美しい花を咲かせる「幸せの種子」だ。
大丈夫だ。
いつか分かる。
この「陰鬱な日々」こそが、俺たちに与えられた「祝福」だったと知るときが来る。
あの「苦しみの時代」は、何て麗しい「試練」であったのか想うときが来るんだ。
あんたは独りじゃない。
俺たちは独りじゃない。
不満なんていくらでも聞いてやるさ。
そこには、本当に多くの「真実」が。
本当にたくさんの「愛の種子」が埋まってる。
頑張ろう。
俺はいつかあんたと呑みたい。
いつか必ず“みんな”で呑みたい。
そのときこそ、本当に、お互いを尊敬できると信じてる。
じゃあまたな、エンセンさん。
ありがとよ。