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(回答先: Re: 相対性理論はインチキだろう. 投稿者 うーんと、 日時 2003 年 9 月 03 日 06:52:00)
>観測している地球は運動していますが?。たしかに図では地球は静止していますが、観測す
>るとき地球は自転、公転しています。
彼はすぐ後で、「Bを証明するには、地球が近づいていく場合と遠ざかる場合の二重星か
らの光の速さを比べなければならないからです。」と言っています。だから彼が言いたいのは
、“あの観測では客観的な二重星と地球との速度関係は考慮に入れずに同時に2つの二重星か
らの光の速度を比較しているのだから、地球が止まっている場合の観測と同じ内容のものとな
る”ということです。
それに、あそこで問題になっているのは二重星からの光が慣性系で進むか絶対系で進むかで
す。観測機が二重星へ接近していようと離れつつあろうと、観測結果は2つの星からの光の速
度は同じだったわけですから、要するに光は光源の運動とは無関係に光速で発射方向へと進ん
でいくはずだと彼は言っているのです。
相対性理論では、光はボール玉と同様に慣性系で進んで行くと言います。光の進行の速さを
光源の運動と無関係な絶対的なものとしたのに、発射方向と水平の方向については、慣性的に
進むとすることに不自然さがあるわけです。ただ、光は絶対系を光源の運動の影響を受けずに
、発射方向へ速さCで進むと考えれば首尾一貫としているわけです。
アインシュタインの主張する光の進み方と、絶対系での光の進み方を視覚的に比較できるサ
イトページはこれです。
http://www.d1.dion.ne.jp/~kubota_t/bk-kubota.html