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(回答先: 馬場さん & 皆様へ 投稿者 黄色い人 日時 2003 年 9 月 04 日 12:53:25)
世の波をやり過ごすのはなかなか想うようには行きませんね。ご健康にお気をつけて下さい。
書き込まれた事を読んでふと思い出したことがあります。
『万事のなかに三昧を為す』と『三昧のなかに万事を為す』という言葉です。
「三昧」は「ただいまのここ」に集注するなかで、我の落ち去った澄んだ時空と捉えています。月照を写す夜半の清流のすみやかさ。
イメージの生起を去り捨ててゆく瞑想の、ひとつのよき境地かと想います。
典座寮(台所)で一心に身を澄ませて食事の支度をする禅僧を見ていると、それが吾身にも映り来て吾を忘れます。
そんな一心のなかであらゆる仕事をこなし行ければ、それが至上の禅だという意味に解しています。
前者は、あれやこれやと追いかけまわしながらいちいち瞑想しようとする事。
後者は、唯一の全身ぶん投げて、瞑想一枚と化したなかであれもこれも仕事をしてしまえる事…と、解しています。
後者が麗しいですね。そういう中で会うべきものに、いつかお会いされるのではないかしら。
レス無しでお願いします。
お元気で、またお会いしましょう。