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(回答先: アルファンドさんへ 投稿者 いのちにむかふ者 日時 2003 年 8 月 23 日 14:36:27)
「いのちにむかふ者」さん、こんちは。
率直な想いをぶちまけてくれてありがとう。
ずいぶんと待たせてしまって、悪かったな。
それじゃ、俺も言いたいことを書いていこう。
泣いてくれて、ありがとう。
「人間」というどこまでも「怪力乱神」そのものである存在について語る以上、俺は「妄想」もまた「現実」であると思っている。
日夜垂れ流されるどうでもいい「情報」とかと同じように、それはあやふやであるけれども確かに感じられる「現実」だ。
そしてそれが俺を“ふるわせる”ならば、その「妄想」は絶対に「真実」だ。
あんたが泣いてくれたということは、あんたの中にも「神々」がいたということだ。
そしてそいつらは、お人好しでのんびり屋で人間味溢れる愛すべきヤツらなのだろう。
俺の中の「神々」と同じように。
それが、とても嬉しい。
俺は誰であろうと、「大東亜戦争」の“美しさ”が分かるヤツが好きだ。
それは「人間」の“美しさ”だからだ。
本当は、分からないヤツは一人もいないと思っている。
みんな「分からないフリ」をしてるだけだろう。
それを認めてしまったら、「自分の物語」が壊れるからだ。
せっかくそのためにあえて“瞑(くら)い”のに、“美しさ”を認めたら「物語」が台無しになってしまう。
だから、拒絶するしかない。
それを分かった上で、俺はなおもこう言う。
「そんなんで崩れちまうような『物語』は、どうせ大したデキじゃねえ。それが完成しても、俺は“ふるえない”。」
シナリオはどんどん書き直されるのが「定め」なんだ。
かつて「大東亜戦争」がその「真価」、「クライマックス」へ至る前に急遽中止されたように。
「他人」に書き直されるのが嫌なら、「自分」で書き直せ。
揺るがない「予定調和」を、築き上げて見せろ。
『戦争論3』で俺が一番“鳴る”のは、288ページに記載された特攻隊員の文章だ。
どうしようもないので、全文写させてもらう。
──(以下引用)──
宅島徳光 二十年四月九日殉職 二十四歳
はっきり言う。俺はお前を愛している。
しかし、俺の心の中には今ではお前よりも
たいせつなものを蔵するようになった。
それは、お前のように優しい乙女の住む
国のことである。
俺は、昨日、静かな黄昏の田畑の中で
まだ顔もよく見えない遠くから
俺達に頭を下げてくれた子供達の
いじらしさに強く胸を打たれたのである。
もしそれがお前に対する愛よりも
遥かに強いものというなら、お前は怒るだろうか。
否、俺の心を理解してくれるのだろう。
ほんとうにあのような可愛い子供等のためなら、
生命も決して惜しくはない。
自我の強い俺のような男には、
信仰というものが持てない。
だから、このような感動を行為の源泉として
持ち続けていかねば生きていけないことも、
お前は解ってくれるだろう。
俺の心にあるこの宝を持って俺は死にたい。
俺は確信する。
俺達にとって死は疑いもなく
確実な身近の事実である。
──(以上引用)──
彼らの書いたものを読むたびに、「行為」というものがどれほど「言葉」に生命を吹き込むか、俺は痛切に思い知らされる。
「確信した者」に対峙し得るのは、「確信した者」だけだろう。
彼らのあまりの“美しさ”ゆえに、「神々」は逆に「日本の死」を恐怖した。
「生きていて欲しい。」
どんなに無様でも、どんなに醜くても。
ただ生き延びてくれさえすれば。
他の全ての民族がどうなろうとも、この「日本人」だけはもう殺させない。
こんな“美しい人々”は他にない。
その「偏狭な愛」が、「日本人」から“美しさ”を奪うことになるとしても、「神々」はもう迷わなかった。
俺はどちらも“美しい”と思う。
悲壮な決意とともに「悲劇」を歓迎しようとした「日本人」も。
それを最期まで見届けることが出来ずに“全力で逃げ出した”「神々」も。
「大東亜戦争」は、隅から隅まで“輝き”に満ちている。
今度こそ、本当に「成就」させたい。
だから俺たちは、「生きて勝つ」ことを目指すべきなんだ。
・・・ところで、維新以後の「尊皇攘夷派武士の残党」を「処理」する流れにおける「陸軍」、というのは面白い問題だな。
「尊皇攘夷」は、相対的に重要性は低そうだが、「近代日本」を織り成す大切な縦糸の一つであったのは間違いないだろう。
良かったらもう少し詳しく(トンデモ全開で)話してくれないか。
「人間宣言」については俺もぼんやりとした違和感は持ってたが、上手くカタチには出来ていなかった。
なるほど、「運命」を阻止しようとしたワケか。
確かに『奴ら』らしくて、しっくり来るね。
それじゃ、俺もくやしがらせてもらおうか。
・・・くそっ、マジでそうに違いないとしか思えなくなってきた。
ヒトのことは言えんが、『奴ら』はつくづくオカルトなヤツらだなあ。
でも、とするとその場合はやはり一度「灰帝(廃帝)」になって「呪詛」を祓わないと無理なのかもな〜。
まあ何にしても、教えてくれてありがとう。
「統一」に関しては、俺もあんたが感じる「妙な期待感」と似たような感覚があるね。
確かに何かワクワクしちまう。
「ネオコン」の連中とかもこんな感じなのかな。
いわゆる「世界征服」ってことじゃ同じかも知れない。
俺は結局、楽しければ何でもいいからなあ。
そうそう、脳内に英霊が住んでるなんて羨ましいねえ。
どうせなら、俺も「彼女」が来てくれないかなあ、夢とかに。
・・・などと言ってると話が変わるので、とりあえず今は止めとこう。
あんたの目指す「ニコニコの未来」、実にいいよ。
俺はさっそくニコニコさせてもらったぜ。
今からでもどんどん積み上げて行ってくれ。
多分俺の「未来図」とあんたのとは、互いに共振しあえる間柄にあると思う。
まあ、異なる周波数の電波が同時に存在出来るように、それぞれの「世界」は必ずしも排撃し合うワケじゃないが、良い感じに刺激し合える「タイプ」ってのは存在するからな。
(もちろん、排撃し合うものはある。『奴ら』のソレとか、『奴ら』の存在を認めないものとか。)
なお、俺は『奴ら』を「絶対泣かしてやる!」と思ってるよ。
最初は「恐怖」で。
そしてその後に「『恐怖』とは何だったのか」を知ることによる「安堵」と「歓喜」で。
『奴ら』は「自分の中にいる」、と言うことさえ分かりゃ、自然と優しくなれちまうさ。
『奴ら』の中の「対立」はあるだろうね。
「自分で自分を救うこと」を取り戻しつつあるヤツらと、何が何でもそれを認めたくないヤツら。
それが実際にどう具現化してるかは分からないが、なんかヘンな感じはするな。
どうせ『奴ら』としても最終的に「予定調和」させられる程度の「予定外」なんだろうが、それは俺にとっても同じこと。
「盤面」を冷静に俯瞰しておくさ。
「そのとき」が来たら俺は必ず「勝利の一手」を放てる。
「予定調和」、させて見せるぜ。
・・・まあこんなとこかな。
なお、俺の年齢についてだが、ないしょだ。
あんたともいつか必ず呑むだろうから、そんときに全部話すよ。
最後に、勝手なお願いをさせてもらおう。
「いのちにむかふ者」さん、HNを変えてくれ。
それがあんたに似合わない、とまで言うつもりは無いが、もっとニコニコできるものの方がいい。
ノると決めたなら、なおさらだ。
ステキな名前を期待してるよ。
(・・・今のままだと、俺の方で勝手に「イノッチ」とか呼ばせてもらうことになりそうだ。言っとくが、それはダメだぞ。ちゃんと「自分」で決めてくれ。)