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(回答先: 道路公団総裁「財務諸表隠ぺいない、辞任せず」(日経) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 25 日 20:52:52)
「精いっぱい仕事をするのが組織に属している者の務めだ」。日本道路公団が債務超過であることを示す「幻の財務諸表」をめぐり公団トップの責任論が高まる中、藤井治芳総裁は25日の記者会見で、辞任する意思のないことを改めて示した。財務諸表の作成は「組織的なものではない」と否定し続けたが、内部の証言が食い違っていることについては再調査を約束せざるを得ず、疑念を晴らすことなく会見を打ち切った。
報道陣との一問一答は次の通り。
――国土交通省や官邸からも総裁の責任を問う声が出ているが。
藤井総裁 私は政府機関の一つをお預かりしているにすぎない。それは国土交通大臣が判断すること。
――調査では実務担当者と上司の間で証言が食い違っているのに公団の財務諸表ではないというのは説得力がない。
藤井総裁 形式上は財務諸表になっているが、資産評価そのものに問題があり、公団として責任を持って外に出せるものではない。想像だが(試算)数字が出たから「最後までやってみたら」という担当者が数人出て作業を続けたのかな、と。
――なぜそう言えるのか。
藤井総裁 もの(実物)がないのがつらい。
――ものがないのではなく食い違っている。
藤井総裁 だからそこの部分を再調査したい。このまま置いておくわけにはいかない。
――進退をかけて調査するのか。
藤井総裁 どこの会社の社長も進退をかけてとは言わないはずだ。われわれは組織として仕事をする。組織として対応させていただく。
――組織の責任者はあなただ。
藤井総裁 いろんな方からの不信感を払拭(ふっしょく)することは重要なこと。今回が最終報告とは思っていない。
[毎日新聞7月26日] ( 2003-07-26-00:28 )