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クライン孝子の日記
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■2003/05/30 (金) 教育基本法改正に一歩前進? 何が大切かって?
国サイドで、教育基本法の改正案の調整を本格化させ「国を愛する心」
の取り扱いについては、「国」という言葉を「くに」や「郷土」に置き
換えたりする妥協案が浮上しているって。
何だか言葉遊びをしているようで、理解できないけど、一歩前進した事
には間違いなく、歓迎していいのかも。
さて、今日は二人の女性の登場です。
一人は
< 5月28日井料さんのご意見に関して。
私は団塊の世代に属しています。
若い時から政治には無関心できました。
どちらかと言えば、自分の国を誇らしく思った事はなく優れているものは
何でも欧米のものと考えて成長してきました。
(不思議なことに、私の息子も現在それと同じ)10年ほど前に渡部昇一共著
「こんな歴史に誰がした」を読んだ時に自分の歴史観、国家観、それどころ
か価値観のすべてがもしかしたら歴史教育に影響されていたのではないか?
と考え始めました。
長い間かかって自分の国に対する正しい評価をする事から目を閉ざすような
状態になっていましたが、次第に政治、歴史などを見まわす内に何が正しく、
何が間違っていたのかを判断できるようになってきました。
それまでは、自分の意見らしきものは皆無でそのため学生時代もノンポリで
いられたのは皮肉な幸運ですが。
日本の文化、歴史、宗教などは内容が深く、特に若い人には理解が難しい領域
に入ると思います。
従って、やはり指導者となる親や教育者、メディアなどが自国の理解を深め若
い人に誇りを持たせるようにしなければなりませんよね。
井料さんのご意見からずれてしまったように思いますが、若い人がアイデンテ
ィティーを自覚できず物事に対する自分の意見を持てない一つの理由が述べた
ような歴史教育、大人自身のアイデンティティーの喪失、日本文化の難解性、
戦後の思想的混乱などにあると思います。戦争が起これば挙国一致の愛国心は
簡単に促成できますが、これも決してよいものとは思えません。
但し、東京裁判などの再考など歴史観をひもとくことは必要と思います >
今一人は
< 何かいま一番大事なのか。それを一人一人が深く考えなくては
ならない時期なのではと思います。
2005年には国債が破綻するかもとも言われる中で、経済至上主義をあらため、
もう一度日本の持つ精神力の目覚めを願いつつ子育てをしています。
心の母
http://kokorononote.easter.ne.jp/ >
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21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦中にあって
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴30余
年のジャーナリストが刻々と現地よりレポートします。
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