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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030902-00001010-mai-soci
2人が死亡、5人が負傷した三重県企業庁の「三重ごみ固形燃料(RDF)発電所」(同県多度町)の爆発事故で、三重県警捜査本部は2日午前8時40分から、県企業庁や富士電機本社(東京都品川区)、同中部支社(名古屋市中区)、桑名市消防本部など15カ所を、業務上過失致死傷容疑で相次いで家宅捜索した。
捜査本部は当初、発電所貯蔵槽内で燃焼を続けるRDFの鎮火を待って強制捜査に乗り出す予定だったが、火は収まり危険な状態は脱したものの、完全鎮火の見通しがたたないことや事件の重大性を考慮し、捜索に踏み切った。今後、完全鎮火を待って、改めて関係者から本格的な事情聴取を始める。
当面の捜査課題は、消防士ら死傷者3人を出した先月19日の2度目の爆発時の3当事者の動きの把握。火がくすぶり続け危険な状態にあった貯蔵槽上部に、軽装備の消防士を上らせた消火方法が誰の判断、指示だったのかを特定。また、防災設備がなく、異常発熱を繰り返していた同発電所の安全管理について特別な措置を取らなかった設置管理者の県企業庁と、業務委託されていた富士電機の責任をどこまで問えるかを見極めることが、カギとなる。
この日、捜査本部は県警捜査1課、桑名署など捜査員計90人を動員。県企業庁長室や同庁電気事業経営チーム、県環境部長室、富士電機本支社事務所、同社研究機関、桑名市消防本部消防長室などを捜索した。【影山哲也】(毎日新聞)
[9月2日10時45分更新]