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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030819-00000401-yom-soci
北海道大や札幌医大の医師が、道内の医療機関に名義を貸し、勤務実績がないのに報酬を受け取るなどしていた問題で、筑波大(茨城県つくば市)の医師3人も道内医療機関に名義貸しを行っていたことが、道庁などの調査でわかった。
報告を受けた厚生労働省は、名義貸しが全国規模で行われている可能性があるとして、文部科学省に対し全大学病院を対象に実態調査を行うよう要請した。
筑波大の医師の名義を借りていたのは、北海道日高地方の病床数64床の病院。道の調査によると、同病院は1997年12月から98年2月まで、筑波大の医師3人から名義を借り、それぞれ170万円余の謝礼を支払っていたという。いずれも同病院での勤務実績はなかった。
病院は97年12月、道に対し、短期入院を基本とする「一般病床」を、長期入院が出来る「療養病床」に変更する申請を行った。道によると、医療法で必要な医師数は、通常、前年度の実際の入院患者数などの平均値を基準として決める。しかし、当時、病床のタイプを変更する際の審査だけは、満床状態の病床数を基準として算出していたという。
病院側は「通常の診療を行う上では医師数が足りていたのに、変更の審査中だけ足りないという状態になってしまったので、許可が下りるまで、院長の出身大学の筑波大の医師から名義を借りた」と事実を認めている。
一方、文科省を通じて名義貸しが行われていたことを知った筑波大は、すでに同大に所属する医師全員を対象に内部調査を行ったが、「3人以外に名義貸しを行った者はいなかった」(同大病院部)としている。
北海道内の名義貸し問題は、岩見沢市内の民間病院が健保組合などから診療報酬などを不正受給していたことから発覚。道庁が今年4月までに、道内64の医療機関を調査した結果、延べ208人の医師が46の医療機関に対し名義を貸していたことがわかった。筑波大の名義貸しも、この調査の一環で判明した。(読売新聞)
[8月19日3時14分更新]
★「名義貸し」の背景には、大学医局による人事支配がある。何十年来問題にされてきたが一向に改まらない。
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