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全国的に梅雨明けが遅れ、北日本を中心に低温や日照不足に見舞われたのは、フィリピン付近の太平洋にある大気の対流活動の活発な海域が平年より南にずれたことや、北半球の偏西風が大きく蛇行して流れていることが原因とみられることが16日、気象庁の観測などで分かった。
欧州では日本とは逆に、偏西風の蛇行が異常高温を招いており、気象庁は「日本の低温と日照不足も世界的異常気象の一環といえるのではないか」としており、このままの状態が続くと1993年以来の「冷夏」となる恐れもある。
気象庁気候・海洋気象部によると、日本付近では、太平洋高気圧が日本上空に張り出し、冷たいオホーツク海高気圧との境目に当たる梅雨前線を北に押し上げることで、梅雨が明ける。
ところが今年は太平洋高気圧の張り出しが弱く梅雨前線が停滞。オホーツク海高気圧から冷たく湿った空気が流れ込み、北日本の7月の平均気温は平年比マイナス2.9度、日照時間も一部で平年の40%以下にまで落ち込んだ。