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厚生労働省は4日、中国産ウナギの加工品(かば焼き・白焼きなど)に対する輸入時検査を強化した7月3日以降、輸入届け出のあった245件のうち、日本では魚介類への使用が認められていない合成抗菌剤エンロフロキサシンが25件から検出されたと発表した。違反率は1割に達し、中国産ウナギ加工品の輸入時検査の結果としては過去最悪という。違反が見つかった積み荷は廃棄または積み戻しされ、国内には流通していない。
同省によると、エンロフロキサシンは養殖ウナギの病気を予防するため、中国の業者がエサに混ぜるなどして使用しているとみられる。日本側の検査結果を受け、中国政府は7月24日から日本へのウナギ加工品の輸出を中止しており、養殖池の管理強化などの対策を実施中。今後の対応について、同省食品安全部は「中国側の対策の実施状況を見たうえで決めたい」と話している。
また、7月3日以前に輸入された中国産ウナギ加工品を、東京都や埼玉県が流通段階で検査したところ、計6件からエンロフロキサシンが見つかった。同省は都道府県に対し、同日以前に輸入された中国産ウナギ加工品に対する検査を強化するよう通知した。【須山勉】
[毎日新聞8月4日] ( 2003-08-04-20:25 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030805k0000m040077000c.html