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http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20030730&j=0022&k=200307300253
道議会は三十日、予算特別委員会を開き、道立札幌医大の秋野豊学長は、同大の医師の名義を借りた岩見沢市の緑仁会病院の詐欺事件に関し、「警察の捜索を受けたことを厳粛に受け止めている。改めて深くおわびしたい」と陳謝した。しかし、同事件に医局の関与はないとした上で、同大の内部調査の信ぴょう性の問題について「関係者の処分も終わり、再調査を行うことは考えてない」と繰り返した。
共産党・花岡ユリ子氏(小樽市)の質問に答えた。同大への家宅捜索後、秋野学長が公式の場で陳謝するのは初めて。
医局の廃止など改善策の前倒し実施については、秋野学長は「本年度中に新たな医師の派遣システムなどを実施したい。実行可能なものから取り入れる」との考えを示した。
また、四月の内部調査の発表後に指導している名義貸しによる不正報酬の返還について、大学側は医師ら二十五人が未返還であることを明らかにし、「医療機関と相談し、すみやかに返還したい」と述べた。
一方、民主党・道民連合の佐野法充氏(札幌市豊平区)は、事件の背景にあるとされる学内人事の権限の教授への集中について、任命権者である道の監視体制をただした。道総務部の高尾和彦部長は「どのようなかかわりができるのか、教育公務員特例法の枠をふまえ、検討したい」と述べた。