現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康5 > 293.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン23日共同】死に至る脳炎を引き起こす可能性があるアフリカ北部の風土病、西ナイル熱が今夏、米国で大流行する兆しをみせている。米疾病対策センター(CDC)の22日の発表によると、患者は21日現在、テキサスなど五州の8人だが、原因となる西ナイルウイルスを持つ蚊や鳥が確認された州は、既に33州に上り、同時期に20州程度だった昨年を大きく上回った。
専門家は「ウイルスを媒介する蚊が飛行機で世界中に運ばれる可能性があり、日本でも厳重な警戒が必要だ」と警告。厚生労働省も新型肺炎(SARS)に引き続き、新たな感染症の日本上陸阻止に追われている。
西ナイルウイルスは、人にも動物にも感染するフラビウイルスの一種。感染すると、発熱や頭痛などを起こし、脳炎で死ぬこともある。
米国では1999年にニューヨーク州で死者が確認されたのを最初に感染が拡大。昨年は40州で感染者が確認され、死者は280人を超えた。 (17:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030723AT3K2302Y23072003.html