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SARS感染路、遺伝子で解析 沖縄の研究グループ
SARSウイルスの変異の流れ
新型肺炎SARSの感染ルートをウイルスの変化でたどると、中国・浙江省−北京−香港−ベトナムの順になる−−民間の生物資源利用研究所(沖縄県名護市)の根路銘(ねろめ)国昭所長らのグループが、こんなウイルス遺伝子の解析結果をまとめた。10日から北京で開かれるSARS国際シンポジウムで発表する。
公表されている患者20人のウイルスの遺伝子データを活用。大型コンピューターで遺伝子の全塩基配列の患者ごとの違いを数値化し、ウイルスの時間的な変異を追跡した。
それによると、浙江省の2患者のウイルスが、SARSの感染源と疑われるハクビシンのコロナウイルスと1人は同一、もう1人はほぼ同じだった。また、SARSウイルスの変異は、北京、香港、ベトナム、カナダなどの順で大きくなっていた。ウイルスは浙江省の方が古く、そこから変異しながら広がったと研究グループはみている。
ただし今回の分析にはSARSが最初に広まったとされる広東省の患者は含まれていない。疫学的な感染ルートと遺伝子変異が一致しない点もあり、分析対象の拡大や疫学調査との比較が今後の課題となる。 (07/10 08:51)
面白いけど、難しそうだ。