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愛媛県と四国電力は10日、定期検査中の伊方原発1号機(同県伊方町、加圧水型軽水炉、出力56万6000キロワット)で、原子炉補助建屋内にある1次冷却系ポンプの水漏れを防ぐ弁から、放射能を含んだ1次冷却水が漏れ出しているのを、9日夕に保安員が発見した、と発表した。ごく少量で3分間に1滴程度の間隔で漏れ出していたという。四電は弁を分解点検した結果、ひび割れなどがなかったため、弁内部の部品の締め付けが緩んだためとみて、部品を交換した。その後、漏れは発生していないという。このトラブルで外部への放射能漏れなどはないという。
[毎日新聞7月10日] ( 2003-07-10-12:11 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030710k0000e040058000c.html