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平沼赳夫経済産業相は9日午前、新潟県庁に平山征夫知事を訪ね、東京電力柏崎刈羽原発4号機(沸騰水型、110万キロワット)について安全宣言し、運転再開に理解を求めた。東電のトラブル隠しで、ひび割れが見つかった原発について国が安全宣言したのは初めて。同原発を抱える柏崎市と刈羽村の両首長は再開に前向きな考えで、平山知事は今月中旬にも4号機の再稼働を認める見通し。
この日、平沼経産相は「国の立場として、安全性を確認している」と話し、4号機の再稼動に問題はないとの見解を伝えた。平山知事は、県議会が閉会する11日以降に判断する意向だ。平沼経産相は、午後には柏崎市、刈羽村の首長と議会に同様の説明を行う。
4号機は1月に始めた定期検査で再循環系配管にひび割れが見つかった。東電は配管を取り替える補修を行い、すでに運転再開の準備を終えている。再開が認められれば、損傷が見つかった東電の福島、新潟両県の3原発で初めてとなる。
7基ある同原発は既に6、7号機が運転を再開。しかし、ひび割れがあった1〜5号機については平山知事らは「(損傷がなかった)6、7号機とは分けて考える」として、経産相の説明を求めていた。【小畑英介、作田総輝】
[毎日新聞7月9日] ( 2003-07-09-11:24 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030709k0000e040044000c.html