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ヤーコン(YACON)の原産地は、南米アンデスの標高900〜3,300mの山地です。キク科の多年草で古くは“インカ帝国”時代から栽培され主に塊根(イモ)が食されていました。草丈は150cm以上にもなりヒマワリのような大きな茎、葉を持ちます。葉茎部はそのままでは苦く、インカでは薬草として使われていたといわれています。
日本には1985年に紹介され、その後、茨城大学を始め、四国農業試験場、愛知県農業総合試験場等の公共機関、又、民間の、食品会社や一部の薬品会社等多くの研究機関で、試験及び研究が進められてきました。ヤーコンの葉の、有効成分(生理活性物質)の研究もこれらの機関で現在も進められております。
これら一連の研究結果から今までにいくつかの事が公になりました。
まず、ヤーコンの収穫直後の塊根には、フラクトオリゴ糖が7〜10%も含まれており、現在知られている天然食品の中では最高であろうと云われています。
このフラクトオリゴ糖は、甘みはありますが消化吸収されにくく、 そのまま腸内を下りますが、その間に乳酸を作るビフィズス菌を選択的に増やす整腸作用があり、 便秘解消や、肥満抑制、それに老化防止等の効果もあることがすでに知られています。また、塊根には ポリフェノールが赤ワインと同等に含まれています。ポリフェノールがコレステロールの酸化を抑制し、 活性酸素の発生を抑えて動脈硬化を予防する事が最近フランスの食生活から分かってきました。
勿論、ポリフェノールは葉茎部にもたくさん含まれていますが、葉にはまた別のもの、 それも血糖値の上昇を押さえる成分が有ると云われ健康茶として飲まれています。 この成分(物質)はまだ分析が出来ていない段階ですがインスリンに似た様な作用を持っているらしいと云われております。
公共及び民間研究機関の試験により、下記の作用が確認されております。
◇中性脂肪抑制作用 ◇血糖上昇抑制作用
◇利尿作用 ◇体重増加抑制作用
◇コレステロール低下作用
上記のデータはまだ実験の段階ですが、実際にヤーコン茶を飲んでおられる方々の中には、各作用が総合的に現れて喜んでくださる方がたくさん居ります。
ヤーコンは、今はまだ知られていない馴染みの薄い野菜ですが、上記のように体に良い、まだまだ可能性を秘めた野菜ですので、塊根(シャリシャリとして甘い、11月〜5月の季節商品)も、お茶も利用して戴きたいと思います。