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新型肺炎治療に有効薬か 肝炎薬のグリチルリチン
新型肺炎(SARS)の治療に生薬の甘草(かんぞう)の主成分で、HIVやC型肝炎の治療に使われている「グリチルリチン」が有効との研究結果を、ドイツ・フランクフルト大のグループが15日までに、英医学誌ランセットに発表した。
研究グループは、グリチルリチンや、香港などで新型肺炎の治療に使われたリバビリンなど現在使える5種類の薬を使い、SARSウイルスが細胞中で増殖するのを防げるかを調べた。
その結果、グリチルリチンが最も有効に増殖を防いだ。ウイルスの複製を早い段階で止める作用があるらしい。別の2種類は、細胞に毒性を与える量とウイルス増殖を抑制する量の差が小さく、リバビリンなど2種類は効果がなかった。(共同通信)
[6月15日14時59分更新]