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【ワシントン=笹沢教一】米保健当局は8日、ウィスコンシン州など中西部の3州で計19人が、天然痘に似たサル痘に感染したことを明らかにした。米疾病対策センター(CDC)によると、感染源はげっ歯類(ネズミの仲間)のプレーリードッグで、5月に同州ミルウォーキーの業者が近郊の2つのペット店に販売した。この業者が北部イリノイ州の業者から、もう1つの媒介動物であるアフリカオニネズミとともに入手した時点ですでに感染したと見られている。
サル痘は天然痘より症状が軽く、伝染しにくいが、アフリカ中西部でたびたび流行し、死者も出ている。
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プレーリードッグは、ペストなどを持ち込む恐れがあるため、日本は今年3月、感染症法で輸入禁止とした。しかし、今回の感染源と疑われるげっ歯類の輸入は、昨年1年間で約80万3500匹に上る。厚生労働省は、プレーリードッグ以外のげっ歯類についても、輸入規制する方向で検討を急いでいる。
(2003/6/9/13:57 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030609i404.htm