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(回答先: カナダのBSE関係牛の追跡は、アメリカ・モンタナ州へと伸びた。 投稿者 転載 日時 2003 年 6 月 05 日 21:38:08)
BSE防疫徹底を 米国大使に農相 日本農業新聞
亀井善之農相は五日、農水省にベーカー駐日米国大使を招き、牛海綿状脳症(BSE)が発生したカ
ナダ由来の牛や牛肉が米国経由で輸出される可能性が排除できないとして、安全な牛、牛肉だけを日本
に輸出するよう強く求めた。ベーカー大使は、本国のベネマン農務長官らに伝えると約束した。
亀井農相は、三日の国会審議の中でも米国大使館に申し入れることを言明。さらに、国民が食の安全
性確保に強い関心を示していることも踏まえ今回、要請した。会談で亀井農相は、BSE発生国として
の経験から、全頭検査の実施や特定部位の除去、トレーサビリティー(生産・流通履歴を追跡する仕組
み)の導入が消費者不安を取り除くのに有効であることを指摘。米国もこれらの措置を取り入れるよう助言した。
また、国民の間に北米からの輸入牛肉に対する不安が高まっていることを挙げ、日
本の要請に対し米国が早期に回答するよう求めている。
これに対しベーカー大使は、米国政府が健康を最重視していることを強調するとと
もに、「日米間の情報交換や協力が重要だ。共同して当たれば解決できる」などと述
べ、全頭検査などの導入には明言を避けた。
米国は、カナダから牛肉で年間三十七万八千トン、生きた牛では百六十八万頭も輸
入している。また、カナダの感染牛の一部はドッグフードに使われ、米国に出荷され
た可能性が指摘されている。その米国から日本は年間三十万トンもの牛肉を輸入して
いる。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01030606.html