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(回答先: 牛肉トレーサビリティー法など 食品5法が成立 /参院本会議 日本農業新聞 投稿者 小耳 日時 2003 年 6 月 05 日 20:19:39)
農水省は四日、牛海綿状脳症(BSE)が発生したカナダのバンクリフ食品農産食料相が
三日、亀井善之農相に電話で、同国産牛肉の輸入を早期に再開するよう要請してきたことを
明らかにした。これに対し、亀井農相は、現時点での輸入解禁は困難との考えを伝えた。
日本は、すべてのBSE発生国から、牛肉製品などの輸入を停止している。
電話会談では、また、亀井農相が調査団をカナダに派遣したいと申し出た。これに対し、
バンクリフ食料相は、国内の対応が落ち着いた段階で受け入れる考えを示した。
カナダでは五月二十日、今年一月に処分された八歳の牛がBSEに感染していたと発表し
た。日本は同二十一日、家畜伝染病予防法に基づいて同国からの牛、羊、ヤギとこれらの肉
製品の輸入を停止した。
日本は、カナダ産牛肉の三番目の輸入国で、牛肉輸入量の約4%に当たる年間二万トン程
度を輸入している。また、近年は生体で、乳用繁殖牛を中心に年間百〜八百頭程度輸入して
いる。
亀井善之農相は、四日の衆院農水委員会で、カナダのBSE発生に伴い、日本に輸出する
牛肉の安全性を確保するよう、今週中にも米国大使館に申し入れることを明らかにした。民
主党の鮫島宗明氏の質問に答えた。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash03060504.html