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【ジュネーブ=清水真人】世界保健機関(WHO)は3日、中国で新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)の新規感染者が急減したことについて「用心して解釈する必要がある」と述べ、中国当局の発表は依然信頼できない点が多いと警告した。感染経路の特定が遅れているうえ、SARSかどうかの診断も厳密性を欠くと指摘した。
WHOによると、中国当局の発表に基づく新たな感染者は5月第一週は1日平均166人だったが、第二週は90人、第三週は27人、第四週は16人と減少。過去6日間は平均2.5人になったが、ヘイマン感染症対策部長は「中国には依然SARSが存在する。WHOはなお中国をSARSの震源地と見なしている」との見解を表明した。
警戒態勢を解けない理由として感染源の解明がいっこうに進まないこと、一部の省でSARSかどうかの診断が十分でなく、かなりの感染者を見逃している恐れが大きいことを挙げた。 (11:38)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030604AT2M0400C04062003.html