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日照不足、台風上陸、関東に“やませ”……。今年の春(三〜五月)は日照不足気
味で異常ずくめの天候だったことが二日、気象庁の発表で分かった。特に五月は顕著
で、太平洋側を中心に平年の80%以下。梅雨入りを前に、農作物への影響が心配さ
れる。
三月は平年並みの日照だったが、四月は低気圧や前線の影響を受けて全国的に曇り
の日が多くなった。このため、全国四地点で月間日照時間の少ない記録を更新した。
五月も低気圧や前線、東寄りの気流の影響で、西日本と東日本の太平洋側で曇りの
日が多かった。特に屋久島(鹿児島)、千葉は最小値を更新。屋久島は月間の日照時
間が七二・七時間で、平年の48%の日照しかなかった。関東地方の日照不足と台風
上陸を招いたのは、列島の北東側に張り出した高気圧による。
春は移動性高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過し、日本海側は晴れる日が多
く、太平洋側は周期的に天気が変わる。ところが今年は、太平洋側の高気圧が居座
り、湿った冷たい空気が関東地方に流れ込んで、やませに似た状況となり、ぐずつい
た。
気温は三月だけ平年並みだったが、四、五月は全国的に高温で推移。北海道の北
部、東北の日本海側の一部、九州の一部では平年を一・〇度以上、上回ったところが
ある。
降水量は、四月から五月にかけて低気圧や前線の影響を受けた西日本で多かった
が、北日本と南西諸島では少なめ。特に南西諸島は三カ月連続で少雨となり、沖縄県
名護市で春の合計降水量の最小値を記録した。
一方、今年の梅雨入りは、沖縄、奄美で平年より三〜六日遅れた。九州南部も平年
の五月二十九日から大幅に遅れ、今月八日ごろ、西日本は九日ごろと予想される。
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