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http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#4563 より転載
http://www.sunspot.net/news/nationworld/bal-te.canadabeef01jun01,0,7883018.story?coll=bal-nationworld-headlines によれば、今回カナダでBSEにかかった牛が、ダウナー牛であったところから、これまでのダウナー牛に対する検査体制を見直すことになりそうだ。
これまでは、明らかにダウナー牛の症状を見せていても、それに対して、BSE検査がされることはまれであり、それらの牛は、レンダリングや飼料用にまわされ、鶏や豚や馬の餌になってきた。
そして、これらの餌を食べた鶏が、再び牛に対し、フィードバック汚染しているかどうかを、BSE検査によって確認する手立てを、いまは誰も持っていない。
昨年カナダが、ダウナー牛の症状を持つ5万5千頭の牛のうち、検査をしたのは、たった三千三百頭に過ぎなかった。
ましてや、目視検査では明らかな症状を見せないダウナー牛が、人間の食用に、と畜場に回されている数は、予測できない数に上るものと思われる。
さらにくわえて、カナダでは、現在、約2パーセントの牛が、無許可のと畜場でと畜されているという。
これらのと畜後の肉が、農家の自家消費用や特定の肉屋との相対売買の可能性もあるわけだ。
そこで、カナダは、信頼回復のために、検査体制と、生体牛のトレーサビりティーシステム、飼料汚染に付いての再評価などを柱とした、抜本的な見直しを、これを契機に、世界に先駆けてしようとしている。