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http://news.searchina.ne.jp/2003/0911/business_0911_002.shtml
●日本と中国どちらがさきに金融改革を完了させることができるでしょうか?
『中新網』10日付報道によると、ある関係筋からの情報で、国有商業銀行の三行が国による持ち株企業グループ設立を検討、このグループを中心として、株式会社を設立して株式上場を図る計画を立てているという。この三行は、中国の国有四大銀行の中の中国農業銀行以外の、中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行と見られている。
この三行はすでにそれぞれ国務院と関連部門に対して、株式会社化に向けた改革案とその会社設立の企画書を提出しており、また、中国人民銀行も原則として、国が政策や資金の上で国有商業銀行をサポートしていくべきとの見解を示しているという。
今回、関係筋が明らかにしたプランによると、設立した株式会社はグループ企業によって株式管理され、資産、負債、支店など内在するすべての資産をグループ企業に移し、あわせて、新株式会社の債務も整理、新株式会社の不良債権比率を6%以下に抑え、株式上場条件を満たしたい考え。
上場時には総発行株式数の20%程度にあたる株式を発行することになるという。現在、中国の国有商業銀行の株式上場については、高い不良貸付比率、低い自己資本比率、低水準のコーポレートガバナンスがネックとなっているといわれている。
今回、三行が提示した企画書によれば、そうしたネックは社債の発行や不良債権の処理加速を通じて解消していく旨が記されているといわれており、総額1兆4千億元に上る不良資産は2004年から国有四大資産管理会社に売却することも盛り込まれているという。